あってないような…お墓の値段



お墓の定価って、みなさん見たことありますか?
メーカー小売価格とか見たことありません。

最近、葬儀の方は定価を打ち出す葬儀社が出てきましたが、お墓の方はまだまだ少ないように思われます。

それはどうしてでしょうか?


変動費が大きいのがその理由

モノの値段があってないようなものというのは、得てして変動費が大きいモノです。
例えば葬儀なども、参列者が20人の葬儀と200人の葬儀とでは、料理や香典返しなどの変動が大きすぎるので、これだけかかるというのを言うことは難しいです。

お墓の場合も、墓地そのものの値段も大きさも違います。
そこへ建てる墓石の大きさも種類も違うので、車のように一律にこの値段という訳にはいきません。
強いて言えば、「家」に似た感じでしょうか。

ですから、お墓を建てる時には、家を建てるのと同じように面倒でも何社か石屋さんを回って、見積もりを取ることが重要です。
そうすれば、かなりの確率で失敗することはないでしょう。

ただ何の情報もなしに石屋さんに行っても仕方ありません。
こちらの本によると、土地を含めたお墓の平均的な購入代金は100〜150万円が最も多いそうです。

※参照サイト 墓地・墓石 消費者全国実態調査
※※ただし、上の調査では若干購入額が高い結果になっているようです。

おおよその値段として、200万円を超えるようならば、高すぎる可能性があると思ってもよさそうです。
もちろん、高くなるように石などを選べばそうなりますが。

営業員という変動費

お墓というものは、なかなか売れないのが相場です。
そこで墓石を売ろうとしている会社がどうするかというと、営業員を雇うのです。
その営業員は、ほとんどが歩合制で、成功報酬が上乗せされるか、完全歩合給になります。

そうなんです。お墓の値段が定まらないのは、このような営業さんの匙加減が入るからなのです。
営業員もお墓を売れなければ、自分の懐にお金は入ってきません。
ですから、「トータル250万円の見積もりですが、今なら50万円値引きしますよ…」と営業トークをしてくるのです。
これでは値段はあってないようなものです。
しかも、これは初めから「200万円」の可能性もあります。なぜなら、定価というものがないのですから。
深読みすれば、本来200万円でも利益の出るお墓を、初めの言い値の「250万円」で買っている人もいるかもしれないのです…。

このような営業員に引っかからないためには、お墓を売ることを専門にしていない石材店で購入することがベターな選択になります。

ただし、そのような石材店は、身内や知り合いにいるか、よほど注意して探さないと見つからないかもしれません。
その辺が、痛し痒しの現状ですね。


※参照


PR